女子の割合は17パーセント

各高専のホームページやパンフレットなどで女子学生の写真がよく掲載されている。そのため、高専には女子学生が多いように見せているが、偽りだ。

国立高等専門学校機構によると平成23年度の全国の高専の在学生総数は49,874人で、そのうち女子生徒は8,460人なので、在学生に占める女子学生の割合は8,460/49,874＝約17パーセントである。

下の画像は、その高専の学生に占める女子学生の割合の推移を示したグラフである。

（出典：twitter－舞田敏彦）

女性の社会進出とともに、高専にも女子学生の割合が増えている。しかし私の分析では、理系女子に憧れを抱く女子中学生は現在でも少なく、将来、最高でも20パーセント前後が限度だろうと思う。

女子はモテる

在校生に占める女子学生の割合が少ないため、当然ながら女子学生は高専内で非常にモテる。

普通の高校であればモテなさそうな人でも、高専では彼氏がいたりする。

女子の多い学科は化学・生物系

高専の学科別の男女比で紹介したが、2015年度における高専の学科別の男女比率は以下のようになる。

経営系学科は例外であるが、一般的に化学・生物系学科は女子学生の割合が大きい。