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高専は大学に何校でも受験できる

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一般的な高校生は1~2校の国公立大学しか受験することができないが、高専生なら国公立の大学へ何校でも受験可能だ。

国公立の大学へ何校でも受験可能

一般の大学入試で国公立大学を受験するには、前期・中期・後期それぞれ1回ずつ、最大3回受験できるが、後期は倍率が高く合格が難しい。

公立大学の一部の学部や学科では中期日程を実施しており、国公立大学を受験するには最大でも国立1校(+公立1校)である。

(補足1:前期日程に合格し入学手続きを行うと、中期・後期日程の個別学力検査を受けても合格対象とならない。)
(補足2:後期を廃止する学校が増えてきている。)

一方、高専の大学編入は違う。試験日がかぶらなければ、国立や公立の大学を何校でも受けることができるのだ。大学の編入試験は6月から10月頃まで長期間あるので、通常は試験日がかぶることはない。

ほぼ確実に国立大学へ現役合格できる

例えば、国立大学を現役合格で進学したいA君の場合。A君が志望する国立大学の合格率が60%ならば、40%の確率で浪人する。現役合格にこだわるのであればリスクが高いので、A君は志望する国立大学を諦めることになる。

数学上、合格率は[1-受からない確率]で計算される。つまり、A君の合格率60%は計算上、(1-0.4)×100=60%で導き出したものだ。

先ほど紹介したが、高専の場合、国公立大学は何校でも受験可能である。よって合格率60%の国立大学3校受けると、現役合格の確率は(1-0.4×0.4×0.4)×100=93.6%。4校だと(1-0.4×0.4×0.4×0.4)×100=97.4%である。

試しに数字が1~Kのトランプで8以下の数字を取る確率は8/13=61.5%。3種類の絵柄別にランダムに1枚づつ(クローバー1枚・ハート1枚・スペード1枚の計3枚)取れば、8以下の数字が1枚上出現する確率は不合格率が(1-0.615)×100=38.5%なので(1-0.385×0.385×0.385)×100=94.3%である。
トランプを使った合格率

高専は大学を何校でも受験できるため、ほぼ確実に大学へ現役合格できるのだ。

実際には5校までしか受験しない

先ほど何校も受験できると紹介したが、1校あたり3万円の受験代+交通費がかかるため、実際には、たいていは3校、多くても5校しか受験しない。

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