>  > 高専生は大学生より数十倍楽な就活

高専生は大学生より数十倍楽な就活

スポンサードリンク

大学生が就職するの場合、文系では1人あたり40~50社、理系では20~30社就職試験を受けて企業に就職する。数十社も受けるため、自分の希望の職種で働けなかったり、100社受けも就職できない人が出てくる。しかし、高専は確実に就職できる。

就職率99.5パーセント、20倍以上の求人数

近年は、下の動画のように就職できない大学生が増えている。

一方、高専生はほぼ100パーセント就職できる。文部科学省・厚生労働省の2009年度就職状況調査によれば、就職率は、大学が91.8%、短大が88.4%に対して、高専の99.5%(求人倍率24.7倍)である。

求人倍率とは学生1人あたりに何件の求人があるかを示している。求人倍率24.7倍ということは結婚に例えると「学生1人に24.7社からプロポーズされる」ということであり、高専生は企業からモテモテの状態だ。

一方、大卒の求人倍率は1.27倍(2012年)なので、高専の求人倍率は大学に比べ約20倍である。

下のグラフは、企業が高専卒業生に対して満足しているかどうかを示したアンケート結果であるが、7割の企業が「満足」と答えており、高専生が高く評価されていることがわかる。
企業の高専卒業生に対する評価
(出典:文部科学省-高等専門学校の充実について

なぜ求人倍率がいいのか

高専生が企業から人気がある理由は主に以下の3つの特徴があるからだ。

  1. 長年の実績がある
  2. 厳しい学生生活を耐えている
  3. 高専に似た教育機関がない

長年の実績がある

かつての高専は入試倍率数十倍の学校であり、偏差値が非常に高くて優秀な学校であった。その時の学生たちが就職して企業で優秀な成績を上げているため、「高専生は他の学生より優秀」というイメージが企業の経営者にある。

つまり、数十年前に高専を卒業した先輩のおかげである。

厳しい学生生活を耐えている

普通の高校生に比べ、高専生は留年率100倍退学率6倍の厳しい学校生活を耐えている。よって、高専生は一般的な大学生や高校生に比べて大きな違いがある。

高専に似た教育機関がない

高専の未来で紹介したが、工科高校(工業高校)は「実践力」ある技術者を、大学は「知識力」ある技術者を育てるのに対して、高専はその中間の技術者を育てる。一方、日本には高専に似た教育機関がないため、企業にとって高専生は貴重な存在なのだ。

その他

学力がある程度高くて科学技術を一通り実習している高専生は即戦力になるので採用しやすい。

また、何らかの都合で労働者不足の企業が、秋以降にも高専に直接求人を出す場合、就職試験に何度も落ちた学生でも大手企業に受かったりする。

スポンサードリンク