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作文・小論文のポイント

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本番で失敗しない文章の書き方を紹介する。

(小論文は「知識・理解・表現」について受験生の力を実践的に調べる入試方法であるが、名称を「作文」としている場合もある。このページでは作文も小論文として扱う。)

配点の基本は減点法か印象法

小論文の採点方法は減点法と印象法の大きく2つに分かれる。一方、この2つを合わせた採点方法もある。

減点法は、内容・構成・表現について、細かな採点ポイントを定め、直すべき箇所が出てくる度に減点する方法である。採点のポイントは次の通りだ。

構成について

  1. 論旨が明確になるよう論理的に文章を構成しているか。特に理由と結論の関係が論理的であるかどうか。
  2. 段落設定は適切か。

表現について

  1. 主述の乱れ・漢字、仮名遣いの誤り・不適切な用語などはないか。
  2. 字数制限を満たしているか(字数は制限字数の九割以上書かれているものが特に良く、最低でも八割以上は書かれていることが望ましい。)

この減点法では、構成や表現などの面で客観的に点をつけることができる。しかし、減点箇所やその程度について採点者の個人差が少し出る。

対する印象法は、答案全体を総合的に見て「何点」と決定する採点方法である。例えば、答案をABCDEの五段階評価で分け、さらにその中で上下をつけていく。例えば次のようになる。

  1. A=80点
  2. B=60点
  3. C=45点
  4. D=30点
  5. E=10点

この採点法では近い成績の答案に優劣をつけるのが困難な場合もある。

小論文はたいてい減点法

「うまい文章を書こう!」「特殊な技法を使って臨場感を出そう!」と思ってしまうが、入試に出される課題はたいてい減点法である。ミスの多さで点数が決まるため、上手な文章を書く必要はない。

基本さえ良ければ合格の可能性が高まる

小論文の基礎を知っていると減点されにくい。つまり、基礎を身につけることが重要である。大きな本屋さんに行くと中学生向けの小論文の対策本は10冊程度あり、その中で良かったものは下の本だ。

本書は例文が多いのが特徴だ。例文は実際出た問題を使っている。

その他、小論文対策で良かった本は参考書ランキングへ。

文章の基本は仮定・理論・証拠・結論

受験生の中には「文章を書くのが苦手だ。」「どうやって書いたらいいのかわからない。」と思っている方も多いのでは?

文章は仮定→理論→証拠→結論の順番で書くことで理論的な文章に仕上げることができる。一例を述べると、

  1. 将来、タイムマシンは開発されているのだろうか?(仮定)
  2. タイムマシンが開発されているなら、未来人がタイムスリップして、現代に来ているはずである。(理論)
  3. 残念ながら、未来人が現代にタイムスリップした報道を私は聞いたことがない。(証拠)
  4. よって、数十年、数百年先もタイムマシンは開発されていないだろう。(結論)

上の例のように仮定→理論→証拠→結論の順番で書くと、科学的に筋の通った文章を書くことができる。

重要なのは証拠を書くことである。そうすることで文章に説得力がつく。

過去に出された課題

鹿児島高専では平成20~24年度の推薦選抜の作文の課題(下の5つ)を公表している。なお、制限時間は50分、字数制限は800字である。

  • 「「5年後の自分」というテーマで自由に述べなさい」(H20)
  • 「私が技術者となり、日本の未来のためにできること」(H21)
  • 「私の職業観~十年後の私はどんな仕事についているだろう」(H22)
  • 「今まで自分に一番影響を与えたこと」(H23)
  • 「今、私が伝えたいこと」(H24)

鹿児島高専のように作文の出題内容について公表しているところがあり、「高専 推薦 作文 テーマ」などで検索するといくつか出てくる。

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