刑務所化した日本の学校教育
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日本の学校教育は刑務所と様々な特徴が似ており、学校自体が刑務所化している。
刑務所とよく似た学校の特徴
下の表は日本の刑務所と学校を比較したものであるが、私費負担以外の特徴はよく似ている。
日本の刑務所 | 日本の学校 | |
---|---|---|
敷地内への出入り | 自由にできない | 自由にできない |
自殺・殺人 | 起こる | よく起こる |
出所(卒業)の条件 | 期間が過ぎた時 | 期間が過ぎた時 |
私費負担 | ゼロ | 重い |
敷地内に自由に出入りができない
刑務所の敷地は壁でおおわれており、敷地内に入るには、何か罪を犯すか、刑務所にいる知り合いに面談する場合である。
学校も同様に敷地は壁やフェンスでおおわれており、例えば社会人になった私が公立の小中学校の敷地内に出入りすることはできない。税金で建築し、運営している公共施設にもかかわらず、また教育では差別を禁止しているにもかかわらず、そして税金を払っている一般市民でさえ、学校の関係者でなければ敷地内に入れない。
自殺や殺人が起こる
刑務所では自殺や殺人が起きないように厳しい監視体制が整っているが、それでも過去に起きている。
学校も同様に自殺がよく起きており、生徒が友達を学校内で殺す事件も過去に起きているし、どんなに警備を強化しても、部外者が校内に侵入して無差別に人を殺す事件が過去に何度も起きている。
出所(卒業)できるのは期間が過ぎた時
刑務所は「罪を反省したかどうか」や「社会復帰できる能力があるかどうか」で出所が決まるのではなく、裁判で決まった期間が過ぎれば、新たな罪を犯さない限り刑務所に入れない。
日本の学校も同様に在学期間が決まっており、授業を全く理解していなくても進級ならびに卒業する仕組みになっている。日本では小中学校に入り直すこともできないし、海外の先進国のように留年制度もないので、「学力があるのかないのか」や「社会に適応できる能力があるのかないのか」で卒業が決まるわけではない。
学校は私費負担が重い一方、刑務所はゼロ
刑務所に入ると、食事も医療も衣服も、何もかもがすべて無料である。
一方、日本の公立の小中学校の授業料は憲法により無料にしているが、制服やカバン、体操服といった学校指定のものを有料で買わされるため、日本の義務教育は保護者の私費負担が重いことが特徴だ。
本来、学校側は鉛筆が買えない子どもでも、差別されることなく平等に教育が受けられる環境を作らなければならないが、完全にその義務を放棄している。
体操服を買わなければ子どもが差別され、それがいじめにつながることを学校側は容易に想像できるが、対策をしておらず、さらに修学旅行や部活動にも強制的に参加させて多額の費用を保護者に要求しており、学校はむしろ差別を誘発している。
真の教育機関は図書館
一方、下の表は日本の学校と公立図書館の違いであるが、鉛筆が買えない子どもでも、文字を読む能力さえあれば無料で学べるのは図書館である。
日本の学校 | 公立図書館 | |
---|---|---|
施設内への出入り | 制限 | 自由 |
自殺・殺人 | よく起こる | ゼロ |
年齢制限 | あり | なし |
私費費用 | 重い | ゼロ |
学校とは異なり、図書館は年齢の差別がないため、何歳であろうと施設内に入れるし自由に本が読める。また、図書館は誰でも施設内に入れるが、殺人は起きておらず、当然ながら自殺も起きていない。
よって差別を前提とする日本の学校は教育機関でなく、むしろ刑務所であり、真の教育機関は図書館である。