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偏差値教育を導入したのは従順な国民を作るため

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偏差値を推進した政治家によれば、日本の教育に偏差値を導入したのは従順な国民を作るためであり、学力を上げるために導入したわけではない。

日本とアメリカへの抵抗運動を抑制するために

経営コンサルタントの大前研一氏の著書「大前研一 日本の論点2016~17」では、日本の教育に偏差値を導入した理由を以下のように紹介している。

偏差値導入を主導した政治家の口から直接、「(安保闘争に懲りて)国やアメリカに逆らわない従順な国民をつくるために偏差値を導入した」と聞いたことがある。政府の狙い通り、偏差値教育によって「身の程」をわきまえた従順な日本人は増殖した。

戦後、ベトナム反戦運動や安保反対運動など、当時の日本やアメリカの政策に抵抗する運動が学生を中心にさかんに行われていた。

そこで抵抗運動を抑制するために、1960年代から日本は教育に偏差値を導入することになる。

偏差値により上へ反抗しなくなった

大前氏によれば、偏差値によって学生は「身のほど」を自覚し、上に反抗しなくなっていった。「偏差値=自身の能力」という考えに支配されたせいだ。

さらに内申点や内申書の導入により、子どもは、成績を上げるには上に対して従順にすればよいことを身に着け、上への反抗心をさらになくしていった。

つまり、学力を高めるために偏差値教育を導入した訳ではなく、むしろ個人の持っている学力を実際により低く思わせるために導入したことがわかる。

偏差値の導入により、実際に学生運動は減少しており、政府の狙い通りなっている。

偏差値を導入している国はほとんどない

現在、偏差値は入学試験の合格の可能性を判断する材料として使われている。

しかし、人間のあらゆる能力の中で、偏差値はその一部の能力を独自の基準で測った値にしかすぎない。

日本の偏差値教育は暗記力に偏っており、これをサッカーに例えると、パスやドリブル、ボールコントロールなど、あらゆる能力の中で持久力だけで選手を評価している状態である。

持久力のある選手だけを集めてもサッカーの試合で勝てる訳がなく、そして持久力だけを伸ばしてもサッカーがうまくなる訳もなく、偏差値=暗記力という一部の能力で学力を測るのは本来間違っている。

そもそも世界を見れば偏差値を導入している国はほとんどなく、学校は独自の方法で学生を集め、学生も自由に学校を選んでいる。

つまり、偏差値は本来学校教育に必要ないのだ。

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