高専の全寮制の特徴
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国立や私立の高専では全寮制を取り入れた寮がある。そこで、高専の全寮制について紹介する。
本来は学生全員が入寮する
本来、全寮制の学校では学生全員が寮に入って教育を受ける。
一方、多くの高専の寮では「全寮制」となっていても、寮に入らず自宅から通学することができる。
本来は卒業まで寮生活を行う
本来、全寮制の学校では卒業まで寮生活を行う。
一方、多くの高専の寮では学年が上がれば任意または強制的に退寮を迫られ、卒業まで寮生活ができない場合が多々ある。
学校の入寮者数を詳しく調べた時、上級生の入寮者数が極端に少なければ、強制的に退寮させられていることが考えられる。
そもそも高専の寮では学生全員を受け入れる体制が整っていないのだ。
長期休暇中は強制退寮
夏休みや冬休みといった長期休暇中の間、高専の寮は閉寮するため強制的に退寮する。閉寮の期間はその寮によって異なり、数日だけのところもあるが、その間は自宅に帰省することになる。
このように、在学中に寮から追い出される点から、家庭的な場所ではないことが垣間見える。
よって、高専の全寮制とは本来の全寮制とは大きく異なる仕組みだ。