寮を希望でも自宅通学を念頭に!
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寮生活を希望していても、「人間関係」や「厳しい規則」に嫌気が差して、自宅から通学するかもしれない。また、学年が上がれば強制退寮となる場合もある。
学年が上がれば強制退寮
多くの寮では卒業まで入居できるが、審査が厳しかったり、「寮に住めるのは3年生まで」と規定されているところもあるので、注意が必要だ。
例えば有明高専「岱明寮」では入寮定員に限りがあるため、学年が上がるにつれて入居者の数を少なくする仕組みを採用している。同様に、鹿児島高専「志学寮」でも、1年生は200人程度入寮しているが、5年生になると数十人まで減っている。
また、寮に5年間入居できると説明しておきながら、学年が上がれば強制的に退寮を迫ってくる高専もある。
つまり、高学年は自宅通学が一般的となるのだ。
いじめ、厳しい規則があるかも
寮などの集団生活でよく起こるのが「いじめ」であり、さらに同級生のみならず先輩との人間関係になじめないこともある。最近の高専の寮は、規則が緩やかになっているものの、厳しい規則が残っている寮もある。
いずれ自宅通学になることを意識する
そのため、寮生活を希望していても自宅通学となることを念頭に入れるべきだ。入学した高専が他県にある場合などは、家を借りることも考慮したほうが良いでしょう。