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高専生の1割は5年以内に退学する

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高専は普通の高校に比べ、退学率が非常に大きい。

同級生の1割は辞めていく

私の在籍していた高専では(数学の教員が統計をとった結果、)入学者の1割は退学する。つまり1クラス40人の内、4人が1~5年生の間に退学する。

値は高校生の6倍

文部科学省-平成25年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について(85ページ)」によると、公立高校の学生で中退する割合は毎年約1.6%~1.7%である。高専生は10%なので、高専生の退学率は高校生の約6倍だ。

辞めた学生のその後は就職か進学

退学した学生は単位制や通信制の高校へ転校、または就職する。

高専3年生修了後は一般の高校生と同じく、一般の大学入試を受けることができる。そのため、3年生を修了すれば、単位制や通信制の高校へ進学しなくても大学進学が可能なのだ。

3年生を修了していても、卒業していなければ履歴上は退学扱いとなり、就職には非常に不利だ。

退学後の進学方法については、高専卒業し隊-高専退学後の進学方法へ。

退学する理由は、留年したから

一度留年すると、学校へ行く気力が失われる。実際に、留年が決まった途端に退学した同級生は2人いた。この同級生のように、退学する学生は基本的に留年していた学生である。

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