各学科の合格者数が40人の学校と、41人以上の学校の違い
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入試の募集要項に「合格者数は各学科40人」と記載されている場合、各学科の合格者数が40人ちょうどの学校と、41人以上の合格者数を出す学校の違いを紹介する。
教室の広さの違いで合格者数が変化する
入試の募集要項に「合格者数は各学科40人」となっていても、合格後に入学を辞退する学生がいるため、実際の合格者数が各学科42~43人の学校は多数ある。
一方、入学辞退者が出るのを覚悟で、合格者をちょうど40人しか取らず、追加(2次)募集もしない学校がある。
これらの違いは教室の広さに関係している。
例えば私の在籍していた高専の場合、教室は狭く、私が入学した時は新1年生40人と留年生2人の計42人で、ぎゅうぎゅう詰めだった。
この高専では、毎年、合格者数は募集要項通り各学科40人であり、追加募集もない。
理由は、学生の数が多すぎて教室が定員オーバーになれば、クラスを分けることになり、教師の負担も増え、費用もかかるからだ。
よって、定員オーバーになるデメリットを考えれば、合格者を40人以下に絞るのは合理的な判断である。
教室が広いと、合格者を余分に出すことができる
一方、教室が広い学校や、クラスを余分に設けることができる学校は、募集要項の記載されている合格者よりも、多くの学生を合格させることが可能だ。