高専入試における科目別の合格点を比較
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高専入試における科目別の合格点が、一部の学校から毎年公開されている。そのデータから各科目の難易度や毎年の変化を紹介する。
国語や英語の点数は高いが、理科や数学の点数は低い
下のグラフは福井高専合格者の学科別の合格点である。
(出典:福井工業高等専門学校 偏差値・倍率)
本来はどの科目の合格点も均等にしなければならない。また高専は理数系に強い学生を求めているので、どうせなら理科や数学の得点が高くなるように採点すべきである。
しかしグラフを見ると、毎年、国語や英語の点数が高い一方、理科や数学の点数が低い傾向にあるので矛盾した採点方法だ。
そのため、ある学校では各科目100点満点×5科目=500点満点ではなく、理科や数学の得点を2倍に算出して、200点満点×2科目+100点満点×3科目=700点満点で計算して合格点を算出しているが、納得の措置である。