高専の学生生活に関するQ&A
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高専の学生生活に関する質問や疑問を紹介する。
注意:高専によって校則が異なる。
Q1:留年する学生の特徴は?
A1:定期試験の勉強をほとんどしない、アルバイトをしている
留年する学生の特徴は「学力が足りない」というより「性格」が関係している。
留年する学生に多く見られる特徴は「教員から与えられた課題物(宿題)を提出しない」「定期試験の勉強をほとんどしない」「アルバイトをしている」などだ。一般的に、真面目な学生は留年しない。
留年する学生の特徴について詳しくは、高専卒業し隊-留年する学生の特徴へ。
Q2:わざと留年する学生はいるのか?
A2:いない
日本では、履歴書に就職も学業もしていない空白期間があると企業から採用されない傾向がある。そのため、就職試験に100社受けても内定がもらえず就職できない大学生はわざと留年する。
一方、就職希望者のほぼ100パーセントが就職できる高専では、わざと留年する学生はいない。わざと留年しないにもかかわらず、5年以内に同級生の3割が留年している。
Q3:退学する学生の特徴は?
A3:過去に留年している
学力より性格や考え方で退学が決まる。
一度留年すると学校へ行く気力を失ってしまい、例えば私の同級生で留年が決まった途端に退学した学生は2人いたが、退学する学生は基本的に留年していた学生である。
また、工学以外に興味を持ったため退学する学生や、高専自体が理想と違ったためすぐに退学する学生もいる。
Q4:校内での男女の比率は?
A4: 男:女=83:17
女子学生は圧倒的に少ない。
Q5:4年生になると部活動の全国大会に出場できるのか?
A5:出場できる
3年生までは普通の高校生と同じく「全国高校○○選手権」などの大会に参加できるが、4年生からは参加できない。
代わりに「高専大会」に参加する。名前通り、全国の高専から集まった選手(学生)が競う大会である。なお、競技によって異なるが、1年生から参加できる。
高専大会は出場校が少ないため、競技によっては地区予選がなく、いきなり全国大会となる。北海道の学生が会場である沖縄高専まで行くこともありえる。私の在籍していた高専では、試合会場までの交通費は自己負担であった。
Q6:行事は積極的か?
A6:非積極的
私の在籍していた高専だけかもしれないが、行事は非常に適当であった。まず、予算配分が少なく、研究や勉強を真面目に取り組む教員ほど非積極的である。
大学と同様、外部に見せる行事(オープンキャンパス・文化祭・公開授業など)は積極的に取り組むが、それ以外は予算削減のため小規模である。
文化祭や体育祭などの面倒なものは無断帰宅する学生が続出するのが一般的であった。
Q7:いじめはあるのか?
A7:多少ある
私の在籍していた高専のクラスでいじめはなかった。ただ、いじめが発覚したため高校野球の大会に出場できなかった高専も過去にある。
どの学校でもいじめはあると思うが、高専の偏差値は50より大幅に高いところが多く、いじめは少ないでしょう。