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OECDで自殺率1位の韓国、学校で何を教えてきたのか?

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韓国はOECD加盟国の中で自殺率が最も高い。国民の価値観が自殺率に大きな影響を与えるが、韓国ではどのような教育を行ってきたのかを調べ、自殺率の高さを探る。

OECD第1位の自殺率

KBS WORLD Japaneseー去年の韓国自殺率OECDで1位によれば、2020年度の韓国の自殺者数は1万3195人となった。韓国の自殺率は人口10万人当たり25.7人であり、OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で最も高い。

特に10代・20代といった若者の自殺の増加が目立っている。

学校では学問ではなく、競争の勝ち方を学ぶ

下の動画は韓国の自殺の特徴を紹介したものである。

動画で紹介されているが、韓国は出生率が世界最低にもかかわらず、青少年の自殺率が非常に高く、人口減少が急激に進んでいる。

先ほどの動画でも紹介しているが、その自殺の主な要因は以下の通りだ。

  1. 子供は名門校を目指して猛勉強し、睡眠時間は平均4時間
  2. 名門校に進学して大企業へ就職できても、正社員になれるのは1割未満
  3. 学生の2割がうつ状態で、若者の1/4は失業状態

韓国は徹底した競争教育を重視した結果、学生同士で大学まで受験で戦い、入学後も就職競争に明け暮れる。学校はもはや学問ではなく、競争の勝ち方を学ぶ場所でとなってしまったのだ。

また学校で社会で活躍できる人材を育成できておらず、その証拠に若者の失業率も非常に高い。

日本の若者の自殺者数も過去最高に

韓国と同様に、日本も競争教育を重視した結果、若者の自殺率が非常に高く、2020年度の小中高生の自殺率は499人となり、1980年から統計を取って以降、過去最高となった。

また教育費が上昇して少子化が極端に進み、人材育成に失敗して産業競争力が低下したことも共通だ。

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