「学校へ行かなければ~できない」という思い込み
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学校へ行かなければ「進学できない」「就職できない」「社交性がつかない」という考えは、実際には間違いである。
不登校でも進学できる
不登校で内申点がゼロであっても、中学校から通信制高校や定時制高校といった様々な学校へ進学できるし、それらの高校から大学へ進学することができる。
また、高校へ行かずに、高卒認定試験を受けて国立大学へ進学する方法もあるので、小学校から中学校まで不登校であっても大学へ進学できる仕組みになっている。
そもそも自分の学力は先ほど紹介した高卒認定試験や他の資格で証明できるし、高専卒業し隊「簡単に学歴を手に入れる方法」で紹介したが、いったん就職してから社会人枠で大学院へ編入することも可能だ。
就職できる保証はない
「いい学校へ進学しなければ就職できない」という考えに洗脳されている人もいるが、そもそも日本のほとんどの学校は就職訓練校ではないので、学校を卒業しても就職は保証されない。また、就職先の保証もない。
学校はあくまで学問を学ぶための施設であり、就職に必要なスキルを学ぶ授業はほとんどない。就職を前提として勉強するなら、学校の試験よりも資格の検定試験を受けたほうがメリットは大きい。
社会活動の方が社交性は身につく
「学校へ行かないと社交性が身につかない」という意見もあるが、そもそも学校は社交性を身につける場所ではなく、そのような授業もない。むしろ日本の学校教育では、授業中は学生の発言を制限しており、社交性が身につきにくい。
社交性を身につけたい場合は、学校へ行くよりも、ボランティアなどの社会活動を通して様々な年代の人と触れ合ったほうが得られるものは大きい。
義務ではない
戦前、農業や漁業の手伝いをさせるために子どもを学校へ行かせない親が非常に多かったため、義務教育が憲法に制定された。義務教育では、親は子どもに対して学校へ行かせる義務を負うが、学校へ行くかどうかは子ども本人の自由であり、強制的に学校へ行かせる法律や憲法は存在しない。
つまり、「学校へ行くことは義務である」と思い込みは間違いである。