学校における精神論は戦時中の日本軍と同じ手法
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自己の主張を無理やり正当化する時に、学校ではよく精神論や根性論使ったスローガンが掲げられる。これはブラック企業や戦時中の日本軍でも使われた手法であり、最後に待っているのは多くの犠牲者と組織の崩壊である。
自己の主張を無理やり正当化する時に精神論や根性論を使う
学校では「がんばって・・しろ」「・・ができなければ社会で通用しない」といった精神論や根性論を使ったセリフをよく聞く。
このような精神論や根性論を使ったスローガンを使うのは自己の主張を無理やり正当化する時である。
例えば日本の戦時中、国民には「欲しがりません勝つまでは」「ぜいたくは敵だ!」といったスローガンを使い、国民に一致団結して戦争に身を捧げるよう促していた。
しかし実力を伴わないのに精神論で勝てるわけがなく、日本軍は数々の戦いで負けていった。
失敗すると責任を転嫁し、辞任しない
そしてスローガン通りに実行して失敗すれば、精神論を吹き散らかしてした上層部は責任を転嫁することが特徴である。
例えば1940年代の「サイパンの戦い」や「ミッドウェー海戦」などで日本軍はアメリカ軍に大敗していったが、日本軍の指揮官たちは更迭されることもなく、戦争で負けた理由を「日本人の意識が足りないからだ」、と責任を国民に転嫁して戦争を続けた結果、原爆を落とされて降伏する結果となった。
学校の部活動においても同様に、顧問が精神論や根性論を使って学生に長時間練習をさせたあげく、大会で負けても顧問を辞任せず、負けた理由を学生の精神力のせいにする姿を見れば、戦時中の日本軍の姿によく似ている。
よって、戦時中の日本軍のように、上層部が責任を取らず、精神論や根性論が多用され始めると組織が崩壊する前兆である。