定員割れした高専はどうなるのか
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少子化に伴い、定員割れする国公立の高校が年々増えている。高専も同様に、近年は定員割れする学校が徐々に出始めた。よって今回は過去の事例をもとに、定員割れした高専の今後を予想する。
高専を廃校して大学へ変更する
過去に廃校になった高専はいくつかあったが、高専同士が統合したか、新規の募集を停止して大学へ変更した学校が多い。
現在の高専に魅力がないから人が集まらないのであれば、いっそのこと廃校にして、「ゲームクリエイター学科」や「映像クリエイター学科」といった今の若者に人気の学科がある学校を作った方が人を集めやすい。
よって学校の校舎を存続させるには、高専同士を統合するか、高専を廃校して大学へ変更することになる。
統廃合が嫌なら募集人数削減
一方で、統合も廃校もしたくないなら募集人数を削減するしかない。
例えば大阪では3年連続で定員割れした公立高校を強制的に統廃合させる制度を実施したため、(大阪の公立高校である)公大高専は定員割れを恐れて、2011年に募集人数を2割減らしている。
同様に定員割れをしている(またはしそうな)他の国公立高専も、学校を存続させるために募集人数を減少させていくでしょう。