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学科選びは慎重に

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学科選びを適当にすると、高専入学後、後悔するかもしれない。

学校や偏差値ではなく学科を重視する

受験生は一般的に偏差値などで学校を決めるが、専門分野に特化した学校の場合は危険な選択である。例えば数学が苦手なのに理数系の学校へ入学してしまうと、後で後悔する可能性が高い。

まず、学校名ではなく学科名を重視したほうが良い。例えば化学が好きな受験生の場合、自分の住んでいる都道府県の高専に化学系学科がない場合、他の高専を検討したほうが良いでしょう。

希望する学科の偏差値が高く、偏差値の低い学科へ入学する受験生は多々いるが、入学後、自分の希望する学問を学習できないため後悔するかもしれない。

時代によって希望する学科が決まる

社会情勢や技術革命によって、社会に要求される技術が変化する場合がある。

例えば、太郎君は環境にやさしい自動車を発明したいと思った場合。太郎君はハイブリッド車のエンジン技術に将来の可能性があると考え、ある高専の機械工学科へ入学した。

しかし、太郎君の入学して数年後は電気自動車(電気系学科)が、数十年後は燃料電池車(化学系学科)が普及しはじめる。

太郎君の例のように環境に良いモノを作ろうと思っても、その研究分野は機械→電気→化学と変化していき、時代によって自分が生かせる研究は異なってしまう。

自分で適した学科は運で決まる?

先ほど紹介した太郎君のように、国や時代、思想によって適した研究分野が決まる。また、実際に触れてみないと面白さがわからない授業があるため、自分にどの学科が適しているかは、まさに「運」である。

学科を決める判断基準は夢・得意分野

「何となく自動車が好きだから」という理由で機械工学科に入ると、5年間機械工学科に所属するハメになる。(詳しくは学部の変更がしにくいへ。)したがって、学科選択は慎重に検討したほうが良い。

では、どのような基準で学科を決めれば良いのか?

歴史上の偉大な科学技術者の成功例を見てみると、私は学科を「夢」「得意分野」で決めるべきだと思った。

自分はこんな研究がしたいという強い意志がある場合、苦手分野があっても努力で克服し、何としてでも成功しようと研究をし続ける。

得意分野

得意分野であれば、自分の能力を最大限に活用できる。

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