学科はどれでも良い場合、どの学科へ進学すべきか
スポンサードリンク
とりあえず高専に進学したくて、どの学科でも良い場合、どの学科に進学すべきかを考える。
情報系が最も無難
現代では、あらゆる企業がパソコンを使って仕事をしており、就職する際にも、情報分野に詳しいと、理系・文系問わず就職で有利になる。
よって、「情報工学科」のような情報系の学科が最も無難だ。
機械・電気・電子系も無難
機械系と電気系と電子系は履修する授業がほとんど同じであり、私の在籍していた学校に来ていた求人は、同じ業務内容で機械系と電気系と電子系の学生に対して募集していることも多々あった。
また、機械・電気・電子系の企業は非常に多く、就職先が多い。
よって、例えば機械類に興味がなくなっても、似ている他の分野への就職や進学が可能だ。
化学・建設・建築系はやや限定される
化学系の学科も、化学を得意とする企業が多いため、職種も多い。
しかし、他の分野への就職はしづらく、文部科学省の調査でも、先ほど紹介した情報・機械・電気・電子系といった工学部系に比べれば就職率は低いことが示されている。
同様に、建設・建築系も他の分野に就職しづらい。
商船はさらに限定される
商船学科は高専の中でもかなり特殊な学科であるが、履修する内容も特殊なので、その分だけ他の分野に就職しにくい。
入学後に好きな学科を決められる高専もある
高専によっては記事「高専の学科編成の違い」で紹介した総合工学科のように全学科を統合した学科があり、様々(機械・電気・電子・情報・化学・建築など)な分野を融合して学べる。
よって、特に進学したい学科がない場合、総合工学科のように複数の分野を統合した学科を選んだほうが無難だ。