商船学科
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商船学科の特徴を紹介する。主に商船に関する学科を置いている高専は全国に5校しかない。就業期間は5年6ヶ月である。
商船学科とは
商船学科には、航海コースと機関コースがあり、両コースとも船舶職員を目指す。商船学科は船舶職員に必要な知識・技術を習得する学科である。
富山高専商船学科によると、航海コースと機関コースの違いを次のように述べている。
航海コースは、船舶職員(船長、航海士)の育成、さらに海運や海事関連産業の各分野において、総合的で管理的な任務が遂行できる人材の育成を目指しています。教育の現場を海と船に求めるところに最大の特色があります。
機関コースは、船舶職員(機関長、機関士)の育成、さらに機械工学の諸知識および電気、コンピュータ、自動制御など幅広い専門知識をもったシステムエンジニアの育成を目指しています。
動画で見る
広島商船ではyoutubeに商船学科の紹介ビデオを公開している。商船に関しては動画の中盤辺り。
富山高専もyoutubeに動画を公開している。下は2013年度版。
そして、次は2009年度版。
下のような仕事にあこがれる人は商船学科に向いていると思う。
授業内容
- 海上交通法
- 海事法規
- 海洋気象学
- 航海学
- 操船学
- 内燃機関学
- 水力機械学
- 船舶安全工学
- 熱力学
- 電気機器
- その他
将来の就職先
- 航海士
- 船舶機関士
- システムエンジニア
など、機械や船に関する分野に就職できる。