自分の得意科目で大学受験ができる
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一般の大学受験と異なり、高専から大学に編入する場合は、大学ごとに試験科目が異なり、科目数自体も少ない。
一般の大学受験は試験科目が多い
一般の高校生が国公立大学へ進学する時は、共通テスト(旧センター試験)と呼ばれる「全国共通」の試験と2次試験の勉強が必要である。
共通テストでは国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語の6教科30科目の中から最大9科目(場合によっては9科目)を選択するので、数多くの分野を勉強することになる。
大学編入では共通試験がなく、試験科目が少ない
一方、高専から大学へ編入する際は、共通テストを受けず、代わりに大学ごとに独自の試験を受ける。
一般的な編入試験では数学、英語、化学、物理、(高専で習った)専門科目から、数科目だけが出題される。
例えば、A大学では「数学」と「物理」、B大学では「英語」と「専門科目」、といったように試験科目が少ない。
特に英語と数学を出題する大学が多いが、どちらかが得意な学生にとっては、試験に有利である。
対策本がない
共通テストの場合、対策本や対策セミナーが多数あるため、高校生はそれらの情報をもとに的確な試験対策を行う。
一方、大学編入の場合、対策本や対策セミナーは存在せず、過去に出題された問題から、高専生自身が大学ごとに対策を練ることになる。
よって、確実に合格点を取ることが難しく、当日の試験次第で合否が大きく変わる。