高専の面接試験の基本情報
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高専入試の面接試験の基本情報を紹介する。
面接方式:主に個人と集団の2種類
通常、面接試験は主に「個人面接」または「集団面接」で実施される。高専入試の面接試験は、日程と予算の都合により1日で終わらせる必要があるため、受験者が少ない時は「個人面接」、受験者が多い時は「集団面接」となる。
個別面接
個別面接とは受験者1人に対して面接官が数人の方式だ。下の画像は苫小牧高専の様子である。
(出典:苫小牧民報社-受験シーズンスタート 苫小牧高専で推薦入試)
集団面接
集団面接とは受験者数人に対して面接官が数人の方式だ。
その他の面接方式
受験者数人でグループになり、あるテーマで議論させる方式もある。就職試験などで採用している会社もあるが、高校受験でこのような方式を取る学校はないでしょう。
どの方式でも面接官は複数いるが、受験者に質問をするのはたいていは1人で、その他の面接官は受験生の返答能力を点数化している。
面接試験の質問内容:ありきたりの質問が多い
中学生向けの質問なので、よくある簡単なもの(例:この学校を受験した理由はなんですか? など)が出やすい。ただ、工学向けの特殊なもの(例:最近の科学技術に対してどのような疑問を持ちますか? など)も出される。
面接の評価方法:受験者の返答能力を点数化し評価する
面接試験では、「受け答え5点」「態度10点」のように、面接官は受験者の返答能力を点数化し評価している。
受験者間の点数差は小さい
面接の評価方法は以下のように大きく2種類ある。
- 全て点数化する
- 参考程度とする
推薦入試では「全て点数化する」を採用しているはずだが、高校入試では簡単な面接試験が多く、受験者間の点数差が小さいため、参考程度の評価にしかならない場合もある。
ウソはバレない
面接において、受験生のウソは基本的にバレない。そのため、質問に答えられない時にウソをつく人もよくいるが、バレると入学取り消しになるかもしれない。くれぐれもウソはつかないようにすべきだ。