イメージで覚えて暗記量アップ
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「文字」としてではなく、「イメージ」として覚えると暗記しやすくなる。
イメージで記憶すると忘れにくい
脳科学者によれば、人間は物事をすべてイメージで記憶している 。
例えば、老人が「海岸の砂浜に人の足跡がくっきりと残っている」と説明する時、人間の脳は下のような光景を想像し、その光景を言語ではなく「イメージ」として記憶する。
また、言語で覚えたもの(例えば、書籍で読んだもの)は短時間しか記憶できない。一方、イメージで覚えたもの(例えば写真で見たもの)は長時間記憶しやすい。人間の脳はイメージで記憶しているので、文章よりも写真の方が記憶しやすいのである。
では、数字はどのように覚えれば良いのだろうか?
数字は文字情報なので本来は覚えにくいが、「あきらめるのは早すぎる 脳を鍛える記憶術」の著者で円周率暗唱の元世界記録保持者・友寄英哲氏は、数字を語呂合わせで覚えてイメージで記憶している。
例えば897103989という数字を覚える場合、語呂合わせを用いて下のように文章化し、その後、画像化することでイメージ記憶する。
874 103 989(数字)
花嫁が父さんと婚約する(語呂合わせ)
先ほど紹介した円周率暗唱法のように、あらゆる事柄を必ずイメージで記憶する癖をつけておくと、暗記力が上がる。
写真や絵が多い参考書を選ぶ
同様に、脳内でイメージしやすいのは写真や絵を見た時である。参考書を選ぶ際は絵や写真が多いものを選んだ方が見やすく記憶しやすい。