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簡単に眠れるようになる方法

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寝る時間を減らせば睡眠負債が貯まる。この睡眠負債を調整すれば寝付きが良くなり、寝不足で悩まされることも少なくなる。

睡眠負債が貯まると、すぐに眠れるようになる

私は学校の試験日の前日になかなか眠れなくて困ることがよくあった。

睡眠の専門家であるウィリアム・C・デメント氏の著書「ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?」では、睡眠をうまくコントロールする方法が紹介されている。

睡眠時間は、ナポレオンように1日3時間でも十分な人や、1日10時間でも寝不足になる人もいる。

ただ、デメント氏によれば、人間は平均6~8時間寝ないと「睡眠負債」が貯まっていく。例えば1日8時間寝る必要がある人が毎日6時間しか寝なければ、毎日2時間の睡眠負債が貯まり、5日間続けば合計で10時間の睡眠負債を抱えることになる。

この睡眠負債がゼロの場合は、床についてから眠るまでの時間は1時間かかる。

一方、睡眠負債が増えれば増えるほど眠るまでの時間が短くなり、睡眠負債が10時間もある場合はすぐに眠れるようになる。

副作用も大きい

睡眠負債が貯まれば貯まるほど、昼間は眠たくなり集中力が下がってしまうため日常生活に支障をきたす。つまり、睡眠負債が貯まるほど寝やすくなるが、副作用も大きいのである。

したがって、タクシーや電車の運転手のように居眠りが死につながる職業では、睡眠負債を貯めないように睡眠時間を調整しなければならない。

一方、睡眠負債を調節して適度に貯めれば、寝付きが良くなり、寝不足で悩まされることも少なくなる。

「睡眠時間は短くできる」はウソ

書店では「3時間熟睡法」とか「4時間快眠法」といった本が販売されているが、本当にそれだけ短時間睡眠で生きていけるのであれば、医療や介護といった長時間勤務が求められる業界ですでに導入されているはずである。

しかし、全く導入されていない。理論的に不可能か、副作用が大きいことが透けて見える。

先ほど紹介した著書「ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?」では、睡眠時間を減らすことは不可能であり、睡眠時間を減らせば減らした分だけ睡魔が襲ってくるようだ。

例えば睡眠時間が8時間の人が6時間しか寝なければ2時間の負債が貯まるため、次の日に10時間寝ないと寝不足になってしまうのだ。

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