デスクトップパソコンの種類
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デスクトップパソコンの種類を紹介し、それぞれの特徴・メリット・デメリットを解説する。
デスクトップパソコンの種類
デスクトップパソコンパソコンはサイズや性能によって5種類以上に分類することができ、それぞれ特徴がある。
タワー型
タワー型デスクトップパソコンとは、縦50センチ×横50センチ×幅20センチ程度の非常に大きなパソコンである。タワー型には3種類あり、フルタワー型(超大型)・ミドルタワー型(大型)・ミニタワー型(やや大型)に別れる。
タワー型パソコンはケース内部が広く、冷却性に優れるため発熱量が大きいパーツを搭載することができ、ゲーマーに人気がある。また、コストパフォーマンスが良くて、拡張性が大きいことが特徴だ。
よって、3Dグラフィックを使った高負荷なゲームや作業をする人にはオススメである。
一方、設置面積や動作音が大きいことがデメリットだ。
スリムタワー型
スリムタワー型デスクトップパソコンとは、前述したタワー型デスクトップに比べて約半分の容量サイズのパソコンである。
タワー型パソコンに比べ、発熱量が大きいパーツを搭載することはできないが、コストパフォーマンスが良い。
一方、拡張性がやや足りないことがデメリットだ。
一般的なデスクトップパソコンを求めるユーザーに向いている。
液晶一体型
液晶一体型デスクトップパソコンとは、パソコン本体とディスプレイが合体したものだ。テレビチューナーを内蔵している製品も多く、テレビとして利用できる製品や、蓄電池を内蔵し持ち運べる製品もある。
パソコン本体の設置スペースが必要なく、消費電力が低くて静音性に優れる。
一方、ノートパソコンと同じパーツを採用している場合が多いためコストパフォーマンスが悪く、拡張性が低く、液晶が壊れると本体まで使えなくなるといったデメリットもある。
スペースの狭いオフィスや、受付や店頭などのビジネス用途で使えるため、法人から人気がある商品だ。
小型
小型デスクトップパソコンとは、手のひらに乗せられるぐらい小さいパソコンである。また、さらに小さい、手のこぶし程度の超小型パソコンもある。
設置スペースが小さく、動作音が静かで、消費電力は低い。
一方、ノートパソコンと同じパーツを採用しているためコストパフォーマンスが悪く、拡張性も低い。
液晶画面の背部にパソコンを設置でき、さらなるスペース削減につながるためビジネス用途に適しており、法人から人気がある。
スティック型
スティック型パソコンは、低価格で非常に小さいデスクトップパソコンである。
HDMI端子を搭載し、テレビに接続してYouTubeなどのネット動画を見る用途のために作られている。
パソコンの液晶ディスプレイよりもキレイに映るテレビの液晶を使って動画や写真を見る、またはパソコンを隠し持つ用途に向いている。
その他
上の図では未掲載の、国内ではあまり販売されていないパソコンの種類を紹介する。
キューブ型
キューブ型デスクトップパソコンとは、立体型のパソコンである。
一般的な直方体のパソコンに比べて、立体形状にするメリットがほとんどないため、国内メーカーや海外メーカーで販売しているところはほとんどない。
円柱型
円柱型デスクトップパソコンとは、名前通り円柱型のパソコンであり、性能よりもデザイン性を重視している。
ハードディスクやDVDドライブなど、内蔵するパーツは四角く作られているため、内部の設計が難しく、(アップルを除いて)国内メーカーや海外メーカーで販売しているところはほとんどない。