故障率の高いパソコンメーカーが判明
スポンサードリンク
3万台以上のノートパソコンの故障率を分析した結果、故障しやすいパソコンメーカーが判明した。また、サポートの悪いメーカーほど故障率が高い傾向がある。
3年以内に3割が故障する
下のグラフは携帯電話機の保証会社「SquareTrade」が調査した、ノートパソコンが3年以内に故障する確率を示したものである。
(出典:SquareTrade-1 in 3 Laptops fail over 3 years)
緑色は衝突による故障率、赤色は機械的な故障率、青色はそれらを合計した故障率を示しているが、3年以内にノートパソコンの3割が故障している。
SquareTradeの調査資料が面白いのは、下のグラフの通り、パソコンメーカーごとの故障率を公表していることだ。
(出典:SquareTrade-1 in 3 Laptops fail over 3 years)
グラフでは、HP(ヒューレットパッカード)の赤い棒グラフが25.6パーセント、つまりHP製のノートパソコンの4台に1台は3年以内に故障することを示している。
このグラフは機械的な故障だけを示したものであり、衝突による故障は考慮していないので、実際の故障率はさらに高い。
また、ノートパソコンの機械的な平均故障率は3年以内が20.4パーセントなので、機械的な故障だけに注目すればASUS(ASUS)、東芝、ソニー、アップル、デルは平均より壊れにくいことがわかる。
サポートが悪いメーカーほど故障しやすい
パソコンのサポートランキングで紹介したが、下のグラフはPC Onlineが約2万人から調査をした「パソコンサポート満足度ランキング」の2014年度の調査結果である。
(ASUSだけは例外だが)パソコンのサポート満足度ランキングとメーカー別の故障率を比べると、サポートの悪いメーカーほど故障率が高い傾向にある。
また、故障率が高いメーカーほど保証期間が短かったり、延長保証の追加料金が高い傾向にある。