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高専入学前は数学と英語の復習がオススメ

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数学と英語が苦手なら、高専の授業についていけないかもしれない。そこで、高専入学前にやり直すことをオススメする。

数学と英語は「中学校で理解している」ことが前提

一般的に、高校に入ると「中学校までに学習した内容を理解している」こと前提に授業を進める。

中学校では国語・英語・社会・理科・数学の5つを重点的に習い、学年が上がると、例えば国語なら漢字を、理科なら元素記号を暗記していることを前提に授業が進んでいく。

社会や理科は暗記が多い分野なので、その時その時に復習すれば良いが、数学の場合は基礎的な公式を、英語なら多くの単語を覚えていなければ授業についていけない。

数学が理解できず留年、勉強し直して旧帝国大学へ進学

私の在籍していた高専の数学の教員いわく、かつて成績が悪くて留年した学生Aがいた。夏休みに学生Aは、苦手な数学を中学の範囲から勉強し直し、成績が急上昇、そして旧帝国大学に進学した。

学生Aのように、中学校で学習する数学が理解できれば、授業についていける。逆に言えば、中学校で学習する数学さえ理解できなければ、授業についていけず、留年の危機に陥る。

英単語を覚えていないと、授業についていけない

漢字が分からなければ教科書が読めないのと同様に、英語の場合は、多くの英単語を暗記していなければ、英語の授業についていけない。最低でも、中学校で習う基礎的な英単語や文法を暗記していないと、授業中は苦痛でしょう。

国語、社会は勉強量が少ないので大丈夫

高専は国語や社会の授業数が少なく、特に社会は暗記で対応できる分野なので、授業で困ることはあまりないでしょう。理科(高校になると化学・物理・生物・地学に別れる)も、暗記分野の割合が高く、その時その時に学習しても対応できる。

入試後は短期間でやり直す

高専に限らず、高校入学前に、数学と英語が苦手な学生はもう一度やり直したほうが良い。

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