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塾で猛勉強する学生ほど、入学後に成績が落ちる

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学習塾で強制的に勉強させられた学生ほど、その反動で、入学後に勉強しなくなる。

それでは、私の同級生の例をもとに解説する。

反動で勉強しなくなる

私が中学生の頃、同級生は受験シーズンの冬休みに大手学習塾で1日10時間勉強していた。

私が見たところ、彼は自ら進んで勉強していると言うより、学習塾で強制的に勉強させられたようだった。

彼は私と同じ高専に入学したが、入学前は私より偏差値が高かったにもかかわらず、入学後は成績が下がっていった。

高専で出会った私の同級生も、中学時代の学習塾の猛勉強の反動で勉強をしなくなっていった。

詰め込み特訓は、長期的に見れば逆効果

つまり、自発的ではなく、強制的に勉強させられた学生は「勉強=苦」という概念が脳に埋め込まれ、受験勉強から開放させられると勉強しなくなる傾向があるようだ。

よって、学習塾で行われている詰め込み型の勉強は、短期的に見れば成績が上がるが、長期的に見れば学習意欲の低下につながるのだ。

そこで私は、月数万円も払って無理やり勉強するくらいなら独学で勉強した方がよかったと、今では思う。

「勉強=苦」と感じる限り、社会人になっても勉強しなくなる

学生の時よりも、社会人になってからの方が勉強する期間が長い。

しかし「勉強=苦」と感じる限り、社会人になってから自ら勉強しなくなる可能性があり、「勉強=苦」という概念を脳に埋め込まれる環境を、年齢が若い時に味わうのは良くない。

つまり、塾で行っている詰め込み型の猛勉強は、長期的に見れば危険な教育法である。

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