【部活動】週6日以上の練習は効果がないことが判明
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平日だけでなく、土日や祝日も練習して、毎日部活動に励んでいる事例は多数あるが、最新のスポーツ科学では、練習は週5日以内のほうが良い結果をもたらすことが判明している。
週5日が効果的
名古屋大学准教授でブラック部活動問題に詳しい内田良氏によれば、最新のスポーツ科学では、週5日の練習が効果的であると分析されている。
例えばプロサッカー選手の練習は1日2時間以内、週に5日しかないが、最近のプロスポーツ選手は2日練習して1日休み、3日練習して1日休むといったスケージュルで日程を組んでおり、それが成果に結びついている。
週4日の練習で県大会上位へ
記事「部活で長時間練習してもうまくならない」で紹介したが、400mハードルの日本記録保持者で、3度のオリンピックに出場した為末大氏は、週5日、1日3時間の練習でオリンピックへ出場している。
為末大氏によれば、練習時間が長いと、ケガのリスクが高まり、練習の効果も低くなるようだ。
部活動も同様である。
生徒の心に火をつけるためのブログ『「ゆとり部活動」運営のススメ』によれば、中学校教員の藤野悠介氏が指導を担当するソフトテニス部は「火曜日完全オフ+土日はほぼやらない」というスケージュルで、週に約3日の休養日を設けているが、県大会上位まで勝ち進んでいる。
よってプロスポーツでも部活動でも、練習し続けるよりも休養を取ることが重要でることがわかる。