ひきこもるのは中学生までがチャンス
スポンサードリンク
中学生がひきこもっても進学そして卒業できるが、高校生がひきこもると留年や退学となる。
中学校へ全く登校しなくても卒業できる
高専の教員から聞いた話では、中学校は義務教育であり、公立の小学校や中学校は全く登校しなくても、すべてのテストが0点でも卒業できる仕組みとなっている。
つまり中学生は自宅にひきこもっても卒業できるし、通信制高校や定時制高校へ進学もできる。
高校生は留年・退学
しかし、高専を含めて、高校になると単位制に移行する。学校によって異なるが、例えばある高校の場合、次の2つを満たさないと単位が取れない。
- 1単位あたり授業数の1/3以上出席する
- 評点(定期テストなどの点数)が40点以上
また、進級・卒業に必要な単位数は決まっており、例えば進級に40単位が必要で39単位しか持っていなければ留年となる。
つまり高校生でひきこもると出席不足で進級できず、学校によって異なるが2年連続の留年で退学となる。
しかも最終学歴が高校中退となる。
中学校でひきこもっても、定時制や通信制の高校に進学するこで履歴上の空白を作らないのとは大きな違いだ。
病気・障害・学費未納も高校になると留年・退学
病気や障害も同様に、中学生までなら進学する学校を変更することで対策を打てるが、高校在学中に深刻な病気や障害になると授業に出られないため留年や退学につながる。
記事「高校は授業料が払えなければ退学へ」でも紹介したが、学費の未納も同様であり、公立の高校でも授業料を収めないと強制的に出席停止処分になり留年や退学につながる。
よってひきこもり・病気・障害・学費未納は中学生までは対応できるが、高校以降は対応しづらい。