中学から部活動を始めると上達しにくい
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スポーツジャーナリストによれば、中学校で新しい部活動を始めても、将来そのスポーツで活躍する可能性は低い。プロ選手として活躍したいなら、小学校から競技を始める必要がある。
ジュニア化が進み、中学から始めるのは遅い
スポーツジャーナリストの生島淳氏によれば、現在のスポーツ界はジュニア化が進んでおり、中学校で新しい部活動を始めても、オリンピック選手になるのは難しい。
例えば水泳の場合、ロンドンオリンピックに出場した選手は遅くても5歳までに、平均で3歳までにはスイミングスクールなどで水泳を始めている。
早期訓練の成果について科学的根拠はないが、神経系統に泳ぎのなんらかの作用がもたらされたのだろうと言われている。
よって、世界中のスポーツ界がジュニア化していく中で、最低でも小学校から競技を始めないとオリンピック出場、つまり活躍する選手とはなれない。
指導力不足により、才能があっても発揮できない
中学校の部活動の場合、顧問は外部に委託することもあるが、通常は学校の教員が担当する。
本来、才能のある学生はすぐさま強豪チームの入団テストを受けさせるべきだが、中学校の顧問(教員)が元プロ選手ではないため、学生の才能を見抜くことは難しい。
また、このサイトでは記事「部活で長時間練習してもうまくならない」や「学校における精神論は戦時中の日本軍と同じ手法」で、精神論や根性論を使う顧問は指導力不足の証拠であると指摘してきた。
指導力が不足している者が指導する以上、学校の部活動では上達しにくい。