ホーム  > 高専とは  > 高専の専攻科とは

高専の専攻科とは

スポンサードリンク

高専の専攻科とは、高専を卒業した後に在籍する教育機関である。

2年間在籍する

専攻科は高専を卒業後、さらに2年間在籍する教育機関である。専攻科のキャンパスは高専と同じ建物内にあり、授業を担当する教員も高専本科生時代と同じである。
進路

専攻科に進学するのはほとんど高専生であるが、たまに海外からの留学生もいる。

専攻科を修了すると大卒と同じ学位(学士)がもらえ、大卒扱いで就職でき、大学院へも進学できる。

授業は少なく、実験が多い

専攻科の特徴は授業数と授業時間が本科に比べ圧倒的に少なく、実験・実習が多いことである。ただし、高専の研究費が少ないので大学に比べて良い実験はできない。

授業料は本科と同じ

専攻科の入学金は8万4600円、授業料は年間23万4600円。高専本科の4~5年生と同じである。

卒業後は2/3が就職へ

本来、専攻科は大学院へ進学するための教育機関である。しかし、毎年、専攻科卒業生の約65パーセントは就職している。本科より求人倍率が高いこと、研究職を嫌がる学生がいることが、就職希望者が多い要因だ。

スポンサードリンク