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高専の学力選抜の合格点を予想する

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学力選抜の合格最高・平均・最低点を公表している高専の資料をもとに、予想合格ボーダーラインを考える。

全国トップクラスの豊田高専は合格点も高い

豊田高専和歌山高専では、学力選抜の合格点を公表している。その資料をもとに、令和4年度の学力選抜における入試倍率と合格点の関係性を調べると、下の図の通りだ。

令和4年度高専の合格点ボーダーライン
(縦軸は学力選抜の筆記試験の合計得点、配点は豊田高専が各教科100点、合計500点満点、和歌山高専は理科、英語、数学、国語と調査書が各100点満点、合計500点満点)

図の青色の線は、豊田高専の合格点から推測したボーダーライン、緑色や黄緑色の線は、和歌山高専の合格点から推測したボーダーラインである。

売上高日本一位の自動車メーカー・トヨタの地元に位置する豊田高専は人気が非常に高い。

それゆえ入試倍率も高く、合格できるか否かの基準(ボーダーライン)は各教科平均80点である。

平均70点以上取れば、合格率は8割か

木更津高専は入試のデータをグラフで公表している。

下のグラフは、その木更津高専の令和4年度の学力選抜における、入試当日の平均点別の合否を示したものである。

学力選抜試験の5教科平均点
(出典:木更津工業高等専門学校「中学生の入試情報」

グラフを見る限り各教科平均60点以上取ると6割以上の確率で合格、平均70点以上取ると約8割の確率で合格である。

一方、上のグラフから40点未満の学生も数人いることがわかる。高専の入試制度上、不合格になっても公立高校を受験できるので、明らかに学力不足と思われる受験生もいる。

一部の学科の入試倍率が低いため、50点台で合格する受験生もいるが、一般的な入試倍率で安全に合格するには平均60点は必要でしょう。

合格点を公開している学校

前述した合格点は、他の高専も公表しているところがある。以下、紹介する学校は、学力選抜の合格点を公開している学校である。

函館高専
学力選抜合格者の筆記試験の最低・平均・最高点を掲載している。

苫小牧高専
学力選抜合格者の筆記試験の最低・平均・最高点を掲載している。

旭川高専
学力選抜合格者の最低・平均・最高点を学科別に掲載している。

秋田高専(平成27年度まで)
学力選抜合格者の筆記試験の科目別平均点を掲載している。

一関高専
学力選抜合格者の筆記試験の平均・最高点を掲載している。

茨城高専
学力選抜合格者の最低点を掲載している。

木更津高専
学力選抜受験者の調査書の得点別合格者数を掲載している。

長野高専(令和2年まで)
学力選抜合格者の最低・平均・最高点を学科別に掲載している。

岐阜高専
学力選抜合格者の最低・平均・最高点と、科目別平均点を掲載している。

福井高専
学力選抜合格者の筆記試験の平均点を掲載している。

沼津高専
学力選抜合格者の筆記試験の最低・平均・最高点を学科別に掲載している。

豊田高専
学力選抜合格者の筆記試験の平均・最高点を学科別に掲載している。

鈴鹿高専
筆記試験と調査書を合わせて、学力選抜合格者の最低・平均・最高点を学科別に掲載している。

奈良高専
学力選抜合格者の筆記試験の最低点を学科別に掲載している。

和歌山高専
学力選抜合格者の筆記試験の最低・平均・最高点を学科別に掲載している。

徳山高専
学力選抜合格者の筆記試験の最低点を学科別に掲載している。

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